概要

我が家の長距離キャラバンは、寄る行楽スポットも、P泊地もあまり細かく決めずに出かけるので、観光地ガイドや、お風呂場ガイドなどは手放せません。 ですがこれを入れておく場所がなく、かばんなどに入れておいても、結構邪魔でした。
そこで、運転席上に大型コンソールBOXを作ることにしました。

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実はHONDA純正にも、右写真のような大型コンソールBOXがあるのですが、取り付け作業費込みで5万円もするので、購入を見合わせていました。

HONDAの純正コンソール

車内にキズを付けずに取り付けようと思案していて、今までなかなか手がつかなかったのですが、そこそこ綺麗に取り付けば、どうせ改造車なんだし、下取りなんて変わらないだろうと割り切る事にしました。(下取りなんて考えるだけ無駄かもしれませんが。。いまのところ長く乗るつもりだし、、)
割り切ってみれば、運転席上はバンクベッドが載っているので、雨漏りの心配も無く穴はどこでも開けられる。 というわけで取り敢えずバシバシっと穴を開けてみました。 →
1個L字アングルも試しについていますが。。

穴あけ

L字アングルを手が入りにくい場所に付けるので、穴位置が少しずれても問題無い様に長穴タイプ→を選びました。

L字アングル

L字アングルを天井の鉄板にビス締めする為に、右写真のようなタッピングビスを使用してみました。 がっちりついていますが、耐久試験はこれからです。(笑&汗)
本来は下穴不要のΦ4mmのビスですが、Φ2mmの下穴を開けて手で慎重にシッカリ取り付けました。

穴あけ

L字アングルに側板(t=15mmコンパネ)をつけた状態。 最初にダンボールで型取りを行っています。

L字アングル

↓仮組みした様子 (見えなくなる部分は少々粗いです)

タッピングビス

奥の隙間埋め部材:右上
正面パネル(扉がつきます): 右下

側板

扉は、9mm厚の板と3mm厚の板を貼り合わせます。貼り合わせる理由は下述。
なので、4枚必要で面倒の様に感じますが、仮ネジ締めで貼り合せて切れば2枚一度に切れます。
既に一度組み上げてあるので、穴が全部空いています。

xx

出来るだけ違和感の無いように木目ではなくモケットを貼る事にしました。
モケットは例によって、新車購入時に分けてもらった物です。
このモケットは布地の下に5mm程度のスポンジがついていますがこのスポンジは手で比較的簡単に剥がすことが出来ます。

モケット

そこで、厚くなっては困る部分のスポンジは取ってしまいます。
右は扉の板とそこを覆う加工後のモケットです。

モケット貼り

前面パネルのモケットの裏面です。
外周はあまり正確な形状・寸法にしていませんが、後で折り込んでしまうので、問題ありません。

モケット裏面

前面パネルのモケットの表面です。

モケット表面

右上は、扉にモケットを接着剤でとタッカで貼り付けただけの状態。
これだと、布の端が見えてカッコ悪いので、3mmの厚さの板を上からビスで張り付けてボロ隠しをします。これに、蝶番を取り付けます。(右下)
3mm厚の無塗装のシナベニアを使いましたが、カラー合板や裏板もモケットで覆うといった手法もあります。
モケットの接着方法はこちら

ぼろ隠し

全てモケットで覆って、組み立てた状態です。

完成外観

下から見るとこんな感じ。

完成外観下面

扉を開けた状態。

扉を開けた状態

こういった家具を作る場合、L字アングルやコーナーブロックで表にビスが見えなくするのがスマートなのですが、開口を大きくする為、一部貫通ネジ止めをしました。 右写真はそのネジ頭のボロ隠し(右下ベージュ-色の丸い物体)と蝶番をアップした写真です。

ビスの頭隠し完成図

ビス頭のボロ隠しは連結キャップという名前でホームセンターに売っている物→を使いました。
同様の機能を果たす物に木目テーブなどもありますが、モケット仕上げの場合はこれを使います。

ビスの頭隠し

使い方は右図のような感じでとても簡単です。

ビスの頭隠し使い方

蝶番は加工が簡単な、右写真のタイプを使っています。

蝶番

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