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これが元の電球です。
表示は5Wとありますので、12Vで割ると、0.4A程度の電流が流れることになります。
車のバッテリーが40AH(アンペアアワー)とするとこの電球2つを付けっ放しすると、50時間でバッテリーが空になることになります。 バッテリーが満充電で無く、弱っていれば一晩でもダメージとなります。 これに対して、LEDは20mAで光らせるので、その差は20倍です。
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上記電球をビニール袋の中でトンカチで叩いて割り、電極だけ使用します。
次に、下図のユニバーサル基板に下の回路図の回路を作り右写真の様に電極に半田付けしました。
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ユニバーサル基板(=万能基板という意味)には材質がベークの物、紙フェノールの物、ガラス繊維の物(FR-4というグレードの物が一般的)があります。
ガラス繊維、紙フェノール、ベークの順番で高価であり、高いガラスの物程硬くてカット等の加工がしづらいです。 ではどんな時に高い物を使うかというと、高い周波数で使う時ですが、上記LEDは直流で使う(つまり周波数がゼロ)ので、ベークで十分です。
最近はあまり価格差が無いので、手に入りにくかったら、ガラス繊維(FR-4)でも構いません。 金尺をあて、両面からカッターで何度か切って(削って)折る訳ですが、加工しづらいといっても、そのカッターをあてる回数が増える程度です。
半田付け等は
信州大学のホームページ
も参考になります。
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左ベーク基板 右紙フェノール基板
↑部品面
↑半田面 |
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最後にエポキシ系の2液タイプの物で補強して終わりです。
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回路図は右の通りです。 右図のVCCを12V側へ、GND側はシャーシ側へつなぎます。 私は、3個のLED+1個のCRD(定電流ダイオード、15mA品)を1組として使用しました。 上の写真の6個LEDが付いているものはこれを2組並列に接続しました。
LEDの接続個数などを決めるには、audioQ.comの、定電流ダイオード(CRD)の配線早見表が判りやすいです。 このお店では、LEDやCRDも手ごろな値段で通信販売している様です。(残念ながらまだ使ってません。) このページを作成途中に気が付いたので。。。。
LEDの場合でも、流す電流が多ければ明るくなりますが、LEDには絶対定格電流(=これ以上流すと壊れる)があり、多くは20mA程度です。 そこで、電流が20mA以上流れないように、上記CRDや抵抗をつける訳ですが、チョット判っている人でもうっかりするのが、CRDや抵抗はその両端の電圧×電流で計算される消費電力を全て熱に代えているという点です。 LEDは従来の発光源に比べ極めて電気→光 変換効率が良い(80%くらいだったけ?)ですが、CRDや抵抗に掛かる電圧が全体の12Vの半分あれば、変換効率が0.8×0.5=0.4で40%になってしまいます。 更に、この電力は全て熱になるので、最悪、触ればやけどする程熱くなります。 よって抵抗の定格電力も注意し、必要に応じて1/2Wか1/4Wなどを選びます。
また、CRDを使う場合、定電力特性を十便出すには、4VくらいCRDの両端にかける必要があり。 エネルギー効率を少し目をつぶっても明るい方が良い場合はLEDは2個直列が良いでしょう。 エネルギー効率重視なら3個直列が良いでしょう。 LED1個にCRD1コはCRDがでの消費電力が大きく(効率が悪く)、更にCRDが熱くなるはずなので、お奨めしません。
**上記は12V車にLEDを接続する場合の話です。
運転席は6個で結構明るく、更にスポットライトぽくなったので、後ろで子供が寝ていても、安心して読書や寝酒の為にルームライトを点灯できる様になりました。
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運転席(LED6個) 2ndシート(LED2個) |
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