はじめに:

キャンピングカーはどんな装備をつけるかでかなり値段が変わります。 現在の車を購入する時点で車中泊歴は17年、そして現車を約10年乗ってたどり着いた、私なりの装備の要否等を紹介します。

  • 人によって求める快適度/考え方は様々ですが、「こんな考え方で折り合いをつけている人がいる」という参考になればと思います。
    私もお金に余裕があれば、車を2−3台も持って大型・豪華装備のキャブコンと小回りの効くバンコンさらに乗用車がほしいところですが。。。

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前提:

旅のスタイルによって、必要とする装備も違うので、明確にしておきます。
  • キャンプ場のキャンプもするが、SA、道の駅等のPキャンが多い。。
  • 長期休暇には、Pキャン中心で2−3日に一度、キャンプ場も利用する旅をする。(最長16日)
  • 頻度は少ないが、のんびりする事を目的に、キャンプ場に2−3連泊する事もある。

装備別インプレッション:

サブバッテリー

キャンピングカーや車中泊にはサブバッテリーはほぼ必須ですが、改めて必要な理由をあげると

  • 車中泊中にカーAV(テレビやオーディオ等)や照明(蛍光灯、LEDライト)等をメインバッテリーの消費を恐れず使うため。
  • スキーに行くなら付けたいFFヒーターには必須。
  • 私には冷蔵庫は不要ですが、冷蔵庫にも必須。

走行充電

サブバッテリーを積むなら当然必須ですが、自作派で選択を迷うとすれば、方式です。

  • スイッチとリレーを使った半自動: 前車でこの方式を採用しました。結構使えますが、充電の開始を忘れると、痛い結果になります。
  • アイソレータを使ったパラ接続: 自動ですが、バッテリーの性能を100%引き出せません。
  • 能動回路を使った自動切換え: 一番便利ですが、一番コストがかかります。

外部AC充電

現在の車には5-6万円の走行急速充電をつけました。 理由は、100Ahのバッテリーを走行充電で満充電にするには5時間くらい掛かる計算になり、AC充電でお出かけ前に一晩充電する必要があると考えたからです。 そこで、ACをつなっぎぱなしでも過充電しない方式の充電器を選びました。

実際に10年間使用した中で、私の場合、出発前の充電はほとんど行ないませんでした。理由は前回のお出かけでサブを空にしてしまう訳ではなく、サブバッテリーの容量が100Ahならば、実際には3時間程度の走行で満充電になる事がわかった為です。これは、車のオルタネータの性能、サブバッテリーの容量や、電気の使用量に依存する思いますので、よく判断してください。以上から、コストとスペース的に必要度は少し疑問を感じており、次回の車では落とす可能性が大です。

後部電装
後部電装参照

外部AC入力

上記外部AC充電をつけるなら、この外部AC入力は必須ですが、たとえ外部AC充電を装着しなくても、AC入力さえあれば、AC電源付きキャンプ場でサブバッテリーの消費を心配する必要が無くなります。 また、コネクタのグレードによって変わりますが、自作派なら、リレーだけで回路が組める為、部品代はそれほどかからず、お勧めです。

外部入力

冷蔵庫

私の車は、電子レンジを装備しているのに、冷蔵庫は何故かクラーBOXなのです。 非常にアンバランスに感じる事と思いますが、私なりの熟考の末の結論なのです。
理由は:
  • バンコンなので、小さめのスペースにしたい。
  •    ==>よく考えると、氷の大きさvs冷却装置部の大きさになり、少しクーラーBOXが有利。

  • バッテリー駆動の冷蔵庫は、かなりバッテリーを消費する
  • コンビニ&キャンプ場の売店に氷は置いてあるので、入手に困らない。
  • 氷を一日300円分使ったとしても55万円の冷蔵庫なら、170日分氷が買える。
  • ガスコンロで電子レンジの様にお弁当を温めたりは出来ないが、氷さえあれば、クラーBOXは冷蔵庫の機能を十分果たす。

といった理由で、クーラーBOXにしました。

車載冷蔵庫は、DC12Vのワンウェイ、DC12V+AC100Vの2ウェイ、DC12V+AC100V+カセットガスボンベの3ウェイがありますが、3ウェイのガスは 小型車内でのガスの利用が不安で不採用としました。また、3ウェイは小型車にはかなりデカイです

当初、クーラーBOXの車内常設によるひび割れ等の劣化を心配しましたが、10年間使用して問題ありませんでた。

電子レンジ

我が家では、くるま旅でコンビニ弁当のお世話になる事が結構多いのですが、再加熱できれば食事の時間&場所などで自由度が増すと考え、電子レンジを導入しました。 レイアウト的にあまりスペースを殺さず、2階のデッドスペースに取り付ける事が出来たのも、決断の要因です。
伝聞で、100Ahのサブバッテリー+電子レンジでは、お弁当を4つ温めるとバッテリーが空になったという話も聞いたりしています。 計算上100AhのサブバッテリーでAC-DC変換効率70%、出力500Wの電子レンジの消費電力が1200Wと仮定した場合、30分位使える計算になりますが、これは満充電のバッテリーを電子レンジだけに使う計算であり、通常のキャンピングカーでは、冷蔵庫や照明にも電気を残す必要があるのであまり長い時間は使えないということになります。私の場合、夏場は合計3分程度の加熱に限定し、ほんのり暖める程度で我慢していますが、冷えた唐揚げなどの暖めには重宝しています。冬場はFFヒーターに電力を残すため殆ど使っていません。

インバーター

電子レンジの為に、思い切って1500Wのサイン波型のインバーターを付けました。(ナント約¥125,000−) 電子レンジだけなら、1200Wくらいの疑似サイン波でも動作するのですが、サイン波なら接続する機械へのダメージを気にしなくて良く、思い切って奮発しました。 今まで、矩形波の200Wを使っていたのですが、ダメージを与えるかもしれないと思うと、新しいパソコンなどの電化製品を接続出来ませんでした。 (ちょっと神経質過ぎかも。。) いずれにしても精神衛生上の問題でサイン波としました。

後部電装
後部電装参照

収納スペース

バンコンの最大の弱点はここかなという気がします。 キャンプ道具も車内に入れた状態で、荷物の移動無しで直ぐに就寝できるか否かが、くるま旅の面倒さを大きく変えます。 前車のホップアップの時、高速で眠気がきても、この荷物の移動が面倒で、仮眠をとらず少し無理して運転を続ける事がたびたびありました。メーカ純正のサードシートはシート下が荷室として殆ど使えません。そこで3rdシートを外し、薄いベッドボードにすれば、広大なスペースを確保でき、ここにキャンプ道具を収める事にしました。この工夫により、前車に比べ、睡眠時の荷物の移動が格段に減り快適になっています。

収納スペース
ベット参照

換気扇

夏の暑さ対策に必須です。 ただあまり期待は禁物。

効果を最大化するには、網戸の位置と全体の空気の流れを考える必要があります。奥の深いバンクベッドは熱気がたまるので、PCファンを活用した強制排気システムを取り付けたところ、効果がありました。詳細はバンクベッド強制排気のページを参照してください。

換気扇
換気扇はテッツさんにつけてもらいました。

FFヒーター

冬スキーする人は必携かも。。 でも、メンバーが大人ばかりなら、冬用の高い羽毛シュラフがあれば、凌げます。コツは就寝時は暖めすぎない事。 暑くてシュラフをはだけて寝入ってしまって、寒くて起きると最悪です。 ハイラックスの時は、現在の妻(当時は結婚前)に4万の冬用シュラフを買わせた実績を持っています。  妻曰く、普通の女性はやらないそうですが。。。  
それと、車の場合、やはりガラスからの放熱が一番大きいので、ガラス全部に2−3mm厚の銀マットをはめ込むととても違います。(車種にもよるでしょうが。。。)  Profileにも書きましたが、車は冬用テントより寒いです。 冬用テントは内張りor外張りで2重構造になり空気の層があるので断熱効果があります。 この冬用テントに定員目一杯で寝ると体温でかなり室内が暖められ、外気温とは体感的に違います。 (そうは言っても寒いですが)  
前車のフリーダ(=フレンディー)にもミクニのFFヒーターを付けていましたが、オートフリートップを下げた状態で暖めていると、暑くなりすぎ、真冬でも、Tシャツで寝る羽目になります。 ミクニのヒータは最後の2-3年は壊れたまま修理してませんでした。

FFヒーター
これは、テッツさんに取り付け&給油配管はしてもらいました。
電装はDIY、ココ参照

サイドオーニング

最初は不要かと考えましたが、結局2年3ヵ月後に取り付けました。やはり、設置時間が圧倒的に短く、タープという大きな荷物が無くなるので、もっと早くつければ良かったと思っています。

ですが、風、雪には弱いので、積雪時は全く使用せず、風が強くなったりした場合は、早めに撤収しています。

サイドオーニング
取り付け記事はココを参照。

シャワー室

温泉が好きなので、これは無しで良い。 バンコンを選んだ時点で当然かも。。

不要と判断

外部シャワー

海辺の遊び、川遊びには重宝するが、冬のスキーでは使わない。
前車では装着したが、タンクが場所を取るので、取り外し可能が良いかな?との考え、現車では付けていません。
取り外し可能なコンパクトな物を携行していましたが、子供が大きくなってから殆ど使いません。

不要と判断

トイレ

あってもいいかなとは思うが、子供が2人とも男なので、小用は困らない事もあり、無くても良いと考えています。 トイレのあるPキャン適地を探すことは今の所それ程苦にはなりません。 非常用にトイレポットは携行しています。

不要と判断

シンク(流し台+水道)

前車にはお手製のシンクを装着していました。 当初は、乳幼児を連れまわす時、哺乳瓶の煮沸消毒をする為に役に立ちました。 しかしそれ以外は外部シャワーとして川遊びや海辺での遊びの時に使用する以外は殆ど使わなくなりました。 グレータンクのスペースがもったいないと考えて今回はロキシーではシンク無しとしてみました。 装着を考えるなら、タンクの取り外しの簡便さはポイントかと思います。

不要と判断

装備をつけるタイミング:

キャンピングカーと言えど自動車ですから、長くて10〜15年くらいしか乗れませんし、乗る気がしません。  よって、高額な装備を寿命末期に付けたら、元が取れません。ですので、基本的には、出来るだけ早く着けた方が元が取れると考えています。 今回は、2004年夏の北海道旅行に間に合わせたいという理由があり、約2.5ヶ月の全休日と、早朝&深夜の作業、つまり素人としては突貫工事で、ほぼ主な装備の装着を完了しました。 はっきり言ってとっても辛く感じる事もありましたが、今となっては良い思い出です。

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